授業開始

 新学期が始まりました。大学5年目にしてなんと初の1限授業が金曜なので、いきなり朝から。1、2、4限となかなか疲れましたです・・。

  • 社会調査論(1限)

 1年生から取れる授業で、なおかつ社会調査士の資格に必要な科目なので、1限にもかかわらずめちゃめちゃ人が多い。大教室がほぼ満員。始めにアンケートを書かされた。量的調査を扱う授業なので、後々このアンケートを使って解説をするんでしょう。担当者が書いた教科書を、テストに出るという理由で買わされるという噂だったんだけど、確かに授業は毎回教科書に沿って進められる模様。授業前に読んでくること、今年の春に出た第2版があるので先輩の教科書は使わないことなどが強調される。商売上手。さらにこの教科書が大変売れており、全国60の大学で使われているなどと自画自賛。どうもさらっと自慢をする人で、あまり嫌な気はしないけどこの先生の自慢は延々と続き、うちの学校の社会学部、TAの大学院生についてまでも持ち上げていた。でもこれはうまく機能してる面もあって、一年生の中には受験に失敗したと思っている人も多いと思うんだけど、この先生の話でちょっと自信が付いた人もいるんじゃないかと。早稲田や慶応には社会学部はないとか、国公立の大学などに比べて規模が大きいので、教員や授業の数が充実している等々、まあ正しいことを言っていたわけで。しかしですね、最後になってアンケートに名前を書くことを指示したのはいただけない。はっきり言ってああいうことをしてはいけないと思う。無記名アンケートだと思わせておいて、結構個人情報に関わるアンケートを書かせるというのは最悪でしょう。

 大学院との合併授業。通年。去年も取った授業だけど重複して履修できるらしい。今年は学部生が少なく2人だけで院生は6人。最近の学生は勉強をしないということで、特に前期は古典を読むそうです。この先生は最近教育モードのようで、まず最初は『職業としての学問』『共産党宣言』かららしい・・。頑張りましょう。

 これも去年取った授業。大学院を目指す学生に向けた授業ということになっています。少人数だし、去年はやたらと脱線することが多かった。雑談の方が勉強になるタイプの授業。英語の方は、どうも環境に甘えてしまったこともあって延びなかったような・・。文法の解説も質問すればどんどんしてくれるし、他の人の訳と比べたりできたのは良かったと思うんだけど、自分にはたぶんあれだけでは駄目だ。勉強勉強。授業では『Social Capital』ISBN:0415257549す。