了解

  • 前から疑問に思っていたことがやっと判明。オタクの英語版、もしくはそれに近い言葉として「Nerd(ナード)」と「Geekギーク)」という言葉があって、この2つの違いが本やネット上の文章によって全く違う、場合によっては正反対になっているのがずっと謎だったんですね。例えば『オタク・イン・USA』asin:4778310020では、ナードは現実のサイエンスに興味があって、テレビゲームを作る側の人間、ギークサイエンス・フィクションとファンタジーに興味があって、ゲームで遊ぶ側の人間・・・というような説明がしてあります。ギークの方がオタクに近いようです。ところが、Wikipediaのオタクについてのページでは、日本でのオタクに近いのはナード、パソコンオタクや電子工作オタクを指すのはギーク、となっています。また「ナード ギーク」でググっても、説明はバラバラです。
  • で、ようやく納得いく説明が書かれていたのが、たまたま読んだ『ヒューマン2.0』asin:4022731222という本です(この本自体は、シリコンバレーがどうとかいうのが好きな方しか読まなくていい代物ですが)。以下引用。

nerdgeekの違いについては、米国のネイティブスピーカーの間でもいろいろ論議がある。「いずれもオタクだが社会性のあるのがgeek、ないのがnerd」「逆で、nerdの方がgeekよりまし」など。シリコンバレーでは、一般的にgeekの方がよいイメージ。

まあ要するに、はっきり定義されてないということです。それが分かっただけでもよかった。たぶん、ナードよりギーグの方が「濃い」というのは共通していて、その「濃さ」をプラスと捉えるかマイナスと捉えるかの違いではないかと思います。他の意見や情報がありましたら、教えて下さい。